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CSR

特集1: 従業員のウェウビーイング推進


従業員自身が
キャリアを選択できる
環境を整えることが
最重要ミッション


サステナビリティ推進部兼
ウェルビーイング推進室長
木下 浩美

経歴:
2003年新卒入社。有楽町店に配属、2017年ダイバーシティ推進室にてBic Kidsの開園等に貢献。 2021年よりウェルビーイング推進室 室長としてこれまでの経験を活かし取組んでいる。小学校2年生の男の子を持つママ。

従業員のモチベーション向上とリスキリングを推進

ウェルビーイング推進室の役割についてお聞かせください

当社はパーパスの実現に向け、3つのマテリアリティを特定し、経営戦略を策定しています。そのマテリアリティの「従業員エンゲージメントの向上」と経営戦略の最上位に掲げられている「従業員のウェルビーイング推進」を手がけ、従業員のモチベーション向上とリスキリングを推進することがウェルビーイング推進室の役割になります。昨今の社会状況は大きく変化しており、お客様のライフスタイル、趣味や趣向の多様化、モノ消費からコト消費へ、SDGsや環境への配慮等、様々な変化に対応することが必要になっており、ただ商品をご購入いただくだけではなく、お客様に寄り添い、より良い提案ができる従業員を育成していくことが重要になると考えています。そのための、各種制度やサポート体制を充実させ、従業員がいきいきと働ける環境を作り上げていくことが私たちのミッションになります。

従業員が一番大切な経営リソース

どのような体制で推進されているのでしょうか

当社では2017年、女性従業員の定着支援を目的に、人事部内にダイバーシティ推進室が新設されました。当時は待機児童の問題もあり、従業員が利用しやすい保育園が必要であるとの認識から、豊島区池袋に都市型保育園「Bic Kids」を開園しました。会社としても育児と仕事の両立を支援していくというメッセージを強く伝えることができました。2021年4月には、社会課題への取組みを強化していくことを目的に、サステナビリティ推進室が新設され、同年9月、サステナビリティ推進部として機能強化を図るとともに、従業員エンゲージメントの向上を目指し、ダイバーシティ推進室を発展させ、現在のウェルビーイング推進室が新設されました。ウェルビーイング推進室は少数の体制ですが、上部組織にあたるサステナビリティ推進部は、女性目線での売場作り等、女性活躍推進を目的としたB-Lifeデザイン室の室長が兼務する等、全社横断的な組織となっており、従業員の今課題となっていることが認識できる組織になっています。また、経営企画本部内にウェルビーイング推進室を設置しています。当社の一番大切な経営リソースは従業員であり、従業員のウェルビーイング推進がサステナビリティ経営の重要なキーであるということを対外的にも社内的にも伝える組織体制となっています。

4つの取組みを推進

具体的にはどのような取組みを行っているのでしょうか

「働きがいの追求とキャリア形成」「ワーク・ライフ・バランスの向上」「ダイバーシティ推進」「健康経営」を柱に取組みを推進しています。

「働きがいの追求とキャリア形成」では、「働きたい場所・やりたい仕事につける機会と場を提供する」を人材育成の基本方針として、新規事業等の新規チャネルにチャレンジできる社内公募制度「ポストチャレンジ制度」、従業員の今の声を聞く「自己申告制度」、新卒入社メンバーが学生時代の経験を活かす「職種チャレンジ制度」を導入しています。また、これら制度を活用し、活躍している従業員を紹介する「Well-Bハンドブック」を発行し、パート・アルバイトの方を含む従業員に公開しています。


「ワーク・ライフ・バランスの向上」では、保育園の提供をはじめ子育て支援活動を行い、「プラチナくるみん」認定を取得しています。また、女性の復職をサポートする「スイッチセミナー」「小1の壁セミナー」「イクメンセミナー」等、先輩メンバーの体験談や、同じ境遇の従業員と横のつながりが持てる各種セミナーを開催しています。セミナーには、安心して制度を利用できるように、取締役等の責任者が出席しメッセージを伝えています。2021年に開催した「イクメンセミナー」は約30名が参加し、その後男性育休の取得が増えたこともあり、手応えを感じたセミナーになりました。


イクメンオンラインセミナー風景

「ダイバーシティ推進」では、主に外国籍従業員に対する取組みと障がい者雇用を推進しています。外国籍従業員の入社動機は、売場での通訳の役割が大きく、このコロナ禍では自分の存在意義を見失ってしまう方が多くいました。当社は外国籍従業員を通訳のためだけで採用しているのではなく、各個人の能力をみて採用していることを伝え、同じ境遇の従業員との横のつながりを持っていただくために、「外国籍MTG(ミーティング)」を開催しました。外国籍メンバー全員が参加して、知りたい会社の制度や悩み事等をセミナーの中でディスカッションを行うとともに、責任者も参加してフォローアップをしています。障がい者従業員に対しては、通常の入社式とは別に、入社式セレモニーを行っています。初めて社会人になる方も多く、安心して入社できる環境を提供しています。障がい者雇用率も年々高まっており、ウェルビーイング推進室の大きな成果のひとつであると考えています。


健康経営の一環「睡眠促進」

「健康経営」では、健康経営宣言を制定し、啓発活動やストレスチェック等、様々な取組みを行っており、3年連続で「ホワイト500」にも認定されています。ストレスチェックの結果、特に睡眠に関する課題が明確になっているため、より良い睡眠をとるためのキャンペーンを行っています。寝具の製造・販売を行う生毛工房が快適な睡眠をもたらす枕を提供したり、ドラッグチームが睡眠を促進するサプリメントを配布する等、ビックカメラグループにしかできない健康経営を実践していきたいと考えています。

「実体験を活かす」「想像力を持つ」

パーパス実現のために何が大事であるとお考えですか

私は、「実体験を活かす」「想像力を持つ」ことが大事であると考えています。私には小学校2年生の男の子がいます。同じような立場で働く従業員やお客様のお困りごとが分かります。同じライフステージに立つこと、実体験を活かすことが大きな力となります。また、同じようなライフステージに立てなかったとしても、経験した方の話を聞いたり、理解を深めること、想像力を持つことも大事であると思っています。そのために、各種セミナーや研修、イントラネットを活用したサステナビリティニュースの配信、パーパス大賞等のコンテストを開催し、情報の発信・共有を積極的に行っています。以前パーパス大賞を受賞した際に、外国籍の従業員は、「外国籍MTG」が今回の受賞につながったと話してくれました。このようなつながりを生み出していくことが、従業員のウェルビーイング推進であり、パーパスの実現につながっていくと思います。

自分のキャリアは自分で選んでほしい

最後に抱負をお願いします

自分のキャリアは自分で選んでいってもらいたいと強く思っています。そのために、従業員自身がキャリアを選択できる環境を整えることが私たちの最重要ミッションであると考えています。それによって、様々な属性、経験を持つ従業員の方々がいきいきと働ける職場環境を提供していきたいと思います。

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