統合報告書2021
ガバナンス:社外取締役メッセージ
佐藤 正昭
社外取締役(独立役員)
指名委員会議長
報酬委員会議長
まず取締役会の妥当な意思決定を支える役割があります。外からの風になり第三者的立場から、現在もその任にある長い経営経験を活かして正しい判断を重ね貢献していきたいと考えています。
また事業環境の変化を注意深く見極める努力を続け、現場の気づきにつながる助言ができたらと考えています。
そして究極の役割は、仮に経営トップがおかしなことをしたら交代を促すことです。経営者の暴走を防ぐ視点は欠かせません。
■ プロフィール
2002年 4月 |
株式会社みずほ銀行 取締役副頭取 |
2003年 7月 |
日本橋興業株式会社顧問 |
2004年 3月 |
昭栄株式会社 (現 ヒューリック株式会社) 取締役 |
2004年 6月 |
株式会社ニチレイ監査役 |
2005年 3月 |
昭栄株式会社 (現 ヒューリック株式会社) 取締役会長 |
2010年 3月 |
同社相談役 |
2010年 11月 |
当社社外取締役(現任) |
2016年 6月 |
株式会社TOKAI ホールディングス顧問(現任) |
一般に、社外取締役の役割は、経営陣から独立した客観的な立場に立って、経営にモノ申すことだと考えられているようです。もとより、それは企業の持続、成長に資するものでなければならないでしょう。
私は、当社の社外取締役に就いて一年余、ビックカメラグループの経営理念に沿ってグループの発展に貢献すべき責務は大変重いものがあると感じています。
私自身は、総合レジャー産業や学校法人の経営に従事してきましたが、その経験も活かしつつ、いささかなりとも責任を果たしたいと考えています。
■ プロフィール
1972年 4月 |
株式会社読売新聞社入社 |
2002年 1月 |
同社東京本社政治部長 |
2003年 6月 |
同社東京本社編集局次長役 |
2003年 9月 |
同社論説委員会副委員長 |
2008年 6月 |
学校法人読売理工学院理事長 |
2011年 6月 |
学校法人文化学院理事長 |
2014年 6月 |
株式会社よみうりランド 代表取締役社長 |
2017年 6月 |
同社取締役最高顧問 |
2020年 6月 |
同社最高顧問(現任) |
2020年 11月 |
当社社外取締役(現任) |
企業内、業界内での常識は世間や株主の常識とは必ずしも一致しません。経済分野の新聞記者・雑誌編集者としてビジネスの様々な世界と接してきた知見を活かし、幅広い見地からビックカメラの経営をモニタリングしていきます。
更に、ITの浸透等によりデジタル化の波にさらされているメディア企業の経営改革・イノベーションの一端を担ってきた経験をもとに、受け身のモニタリングだけでなく、ビックカメラの事業の持続的成長に寄与する施策等を積極的に提言できるよう努めてまいります。
■ プロフィール
1977年4月 |
株式会社日本経済新聞社 入社 |
1994年9月 |
株式会社日経BP出向 日経ビジネス副編集長 |
2005年 1月 |
日経MJ(流通新聞)編集長 |
2008年 3月 |
株式会社日本経済新聞社 編集局総務 兼電子新聞開発本部 事務局長 |
2013年 3月 |
同社デジタルメディア 専務取締役 |
2015年 7月 |
同社専務執行役員 |
2016年 6月 |
株式会社テレビ東京 上席執行役員長 |
2020年 7月 |
株式会社テレビ東京 ホールディングス嘱託(現任) |
2020年 11月 |
当社社外取締役(現任) |
企業が社会に貢献するという観点に立つと、まずはそこで働く人々が、長く、心地よく仕事をしていける環境を整えることが大事だと考えます。多様なバックグラウンドを持つ人々を雇用し、各々の能力を引き出しつつ、それがひとつの目標に向けて成果をあげられるよう、努力したいと思います。また、今は商品を売ってそれで終わりという時代ではありません。役目が終わった商品をリサイクルし資源の循環にも寄与していく、企業の新しいあり方についても見守っていきたいと思います。
■ プロフィール
1976年 4月 |
株式会社集英社入社 |
1981年 3月 |
同社退社 |
1990年 |
著述業としての活動を始める (現職) |
2004年 4月 |
日本大学法学部新聞学科
非常勤講師(現任) |
2006年 1月 |
当社社外監査役 |
2020年 11月 |
当社社外取締役 (監査等委員)(現任) |
社外取締役(監査等委員)としての私の役割は、 @監査等委員として、金融機関の法務リスク担当役員等としての実務知識・経験や融資する側の目線等も踏まえて、独立した立場から公正な監査を行うこと。 A 取締役として、取締役会等において、メーカー等の取締役の経験等も踏まえた経営・社外目線の建設的な助言、提言を行うこと等により、経営の客観性の向上・変革の推進、中長期的かつ持続的な成長・企業価値の向上等に寄与していくこと。 にあると思います。
■ プロフィール
1981年 4月 |
株式会社富士銀行 (現 株式会社みずほ銀行) 入行 |
2003年 3月 |
株式会社みずほ銀行 新潟万代橋支店長 |
2004年 4月 |
同行神谷町支店長 |
2005年 8月 |
同行法務部長 |
2010年 4月 |
同行執行役員法務部長 |
2012年 12月 |
株式会社丸山製作所 常任社外監査役 |
2015年 12月 |
同社社外取締役 (監査等委員) |
2019年 12月 |
同社顧問 |
2020年 3月 |
株式会社共和電業 社外取締役 (監査等委員)(現任) |
2020年 11月 |
当社社外取締役 (監査等委員)(現任) |
監査等委員メッセージ
社外取締役とともに企業の監督機能を強化
当社はコーポレート・ガバナンス体制の強化を目的として、2020年に監査役会設置会社から監査等委員会設置会社へ移行しました。
取締役会で議決権を有する監査等委員となり、独立した視点からの監査機能を発揮するため、内部監査および内部統制部門を歴任した経験から、内部統制システムを利用した組織的な監査を行い、内部監査部門を直接的に指揮・命令する事を通じて監査の実効性を確保しています。
取締役の職務執行の適法性のみならず、妥当性まで監査することにより、透明性の高い経営と迅速に意思決定する企業であり続けることを目指します。
大塚 典子
取締役 監査等委員
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