家電の先にある、 豊かな暮らしを提案する。 豊かな暮らしを 提案する。

大型家電
羽賀 ゆかり2020年入社
CHAPTER 01

ワクワクできる家電販売店は、
いつもビックカメラだった。

家電に興味を持ったのは幼い頃、親とビックカメラに出かけた思い出が大きいのかもしれません。たとえば、ずらりと並ぶ炊飯器。見た目がほとんど同じなのに値段が違うのは、なぜなのか。販売員の方の説明やパンフレットを見て、メーカーごとの工夫や特徴を知るうちに「なるほど!」と感じ、それが純粋に楽しかったのを覚えています。成長してから他の家電販売店にも行きましたが、私にとってワクワクできるのはいつもビックカメラでした。学生時代にはファミレスでアルバイトを経験、接客業の面白さに惹かれました。ただ将来を考えたときに、専門的な知識も身に付けたかった。そこで思い浮かんだのが家電販売店、なかでも専門店を謳い幼い頃から親しんでいたビックカメラだったんです。最後の決め手になったのは、面接官の方の人柄。「こんな人がいる会社ならきっと楽しく働けるに違いない」と確信し、入社を決意しました。

CHAPTER 02

自分にとっては毎日でも、
お客様にとっては10年に一度。

冷蔵庫といっても、新生活向けの安価なものから大容量の高額なものまで、その種類はじつに様々。その中で私が大切にしているのは、お客様の暮らしを細やかに想像することです。たとえば、「とりあえず安いものを」と要望されるお客様。でも、よくよく話を聞くと、本当は料理が好きで作り置きをしたり、野菜も一度に結構な量を買ったり。そうなると、安価な小型冷蔵庫ではかえってストレスを感じやすくなってしまいます。同じように、お客様自身がおっしゃることと実際の生活スタイルが異なることはよくあります。だからこそ、現在の使用法や不満に耳を傾けてお客様の暮らしをできるだけ細やかに想像し、より最適な一台が提案できるように心がけています。私にとっては毎日の販売でも、お客様にとっては10年に一度のお買い物。その視点を忘れず、お客様自身もまだ気づいていないベストアンサーを一緒に探していく。それが楽しくもあり、やりがいを感じる瞬間でもあります。

CHAPTER 03

「暮らしのプロ」として、
家電を通じて生活を豊かにする。

ターニングポイントは、入社間もない頃の経験です。当時、洗濯機売場にいた私は、経験不足からどのお客様にも同じように接してしまっていたんです。そんなとき、先輩の接客を見てあることに気づきました。同じ商品でも人によって感じる魅力は違う。ならばお客様ごとに説明を変えるべきだと。そしてきっかけとなったのが、あるお客様との出会いです。そのお客様はシンプルな縦型洗濯機をご希望でしたが、お話から頻繁に洗濯をされる生活が見えてきました。そこでドラム式をご提案。乾燥時間や電気代の違いを伝え、より暮らしが楽になる商品をお勧めしたところ、「羽賀さんでよかった」と喜んでいただけたんです。この経験で、家電は「買って終わり」ではないことを痛感しました。時間に余裕ができたり、ストレスが軽減したり。その家電によってどんな価値が生まれ、どう生活が豊かになるのかを提案することこそ、私たちの仕事。以来、「私たちは、暮らしのプロフェッショナルなんだ」という思いで、日々お客様に向き合っています。

CHAPTER 04

失敗しやすい環境があるからこそ、
誰もがチャレンジできる。

私たちの会社には「頼らせてくれる先輩」がたくさんいます。後輩に少しずつ仕事を任せ、自然と成長できる機会をくれる。私自身、ここまで成長できたのは、そんな先輩たちの存在があったからだと思います。困ったときには互いに助け合う文化が根付いていて、誰でも提案ができる環境もあります。よければ採用され、改善点があればアドバイスをもらえる。いい意味で「失敗しやすい環境」が整っていて、誰もが挑戦できるのが、ビックカメラの大きな魅力です。私はいま、接客のプロフェッショナルを認定する「マイスター制度」に挑戦中。3段階ある認定の中で2段階目のシニアマイスターを目指しています。また、まとめ買いのお客様に最適な提案ができるよう、エアコンから照明、調理家電まで幅広い商品知識を蓄えている最中です。同じ会社でも、一人ひとりが違うことに挑戦し、違った形で成長していく。そんな個性が認められる環境だからこそ、誰もが自分らしく成長していけるのだと思います。