スマートウォッチの 最速エキスパートマイスター。 最速エキスパート マイスター。

スマートウォッチ
宮寺 沙季2014年入社
CHAPTER 01

他愛もない話をしながら
電球を売りたい。

中学でも高校でもずっと卓球をやっていて、大学もスポーツ推薦で入学しました。部活に明け暮れる日々を送る中、よく部活で使う備品をビックカメラに買い出しに来ていたんです。ある日、巣鴨にある大学から池袋まで自転車に乗ってプリンターのインクを買いに来たのですが、種類が多すぎて見つからず、販売員さんに聞いたところ、「これですね」とすぐに出してくれたんです。あんなにたくさんの商品があるのに、「すごい!」と感心したことを覚えています。それから就職活動がはじまり、自分を振り返った時に「人と話すのが好き」ということに気が付きました。ちょうどその頃、知り合いが家電量販店で働いていると聞き、「電気屋さんっていいな」と思ったのと同時に、お客様と他愛もない話をしながら電球を売る自分が想像できたんです。そこで、一番最初に思い浮かんだのがビックカメラでした。

CHAPTER 02

スマートウォッチをきっかけに、
主任に抜擢。

入社後の配属は、池袋西口店。入社前の想像とは違い、のんびりはしていませんでした(笑)。最初はカメラ売場で2年。3年目に時計コーナーの担当に。その頃はまだスマートウォッチは新しいカテゴリーで、私自身「スマートウォッチって何?」という状態でした。しかし、その後徐々に注目度が増し、売場づくりを任されることに。まず、思い切って階段の前にコーナーを移動しました。階段は利用するお客様が多いため、目に留まりやすいんです。各メーカーの営業さんに連絡して、貸出展示機やモック(模型)、POP(販促ツール)を個別にお願いしながら、どうしたら売れるかと思案し陳列を考えました。それが認められ、6年目で主任に昇格。その後、新店舗の立ち上げの際、「スマートウォッチなら宮寺」と声が掛かりました。8年目のことです。そこで本格的にスマートウォッチのスペシャリストを目指そうと決めました。

CHAPTER 03

実体験をもとにした接客で、
お客様に安心感。

現在、売場には常時100種類以上のスマートウォッチが展開されており、覚えることもたくさんあります。自分で試してみたり、メーカーの営業様に教えていただいたり。これまで使ったスマートウォッチは画面やアプリ、蓄積データの画像と使い方などをまとめ、アルバムにして売場に置いてあります。試した機種は30本以上、アルバムも5冊になりました。お客様になるべくわかりやすくご紹介し、最初のハードルを下げられたらいいなという思いで始めましたが、他のメンバーが接客時に使ってくれるのもうれしいですね。売場に立つ時は自分の腕に常時5本のスマートウォッチをつけ、お客様に実際の画面を見ていただけるようにしています。スマートフォンとの連動やアプリの操作性を実際に見ていただくと、「わかりやすくて、使うのが楽しみ」と喜んでもらえ、こちらもうれしくなります。

CHAPTER 04

ビックカメラマイスターで、
最速エキスパートに。

2022年に導入されたキャリア制度は、販売員としての意識を大きく変えました。高い専門知識を持って挑戦できる「くらし応援マイスター」からスタートし、現在は「ビックカメラマイスター」という制度になっています。この制度へのチャレンジを機に「スマートウォッチを極めよう」という目標もできました。マイスター認定の際は面接官へプレゼンする試験があり、アルバム制作や腕に5本つけて接客するアイデアはこの時に考えました。2年連続で挑戦し、現在は第2階層のエキスパートマイスターに認定されています。現時点では全国に十数名しかいない名誉なので、身が引き締まる思いです。ビックカメラのスマートウォッチ部門を牽引する人財になれるよう、これからも努力し続けます。また、昨年から接客コンテストもはじまり、「お客様喜ばせ大賞」の最優秀賞もいただきました。専門性を高めると同時に、お客様に寄り添って、接客でも喜んでいただけるような販売員を目指します。