第1回 ビックカメラ アミュプラザくまもと店
フォトコンテスト 結果発表!

第1回 ビックカメラ アミュプラザくまもと店 フォトコンテスト 結果発表!

テーマ 『地元くまもと 私の自慢!』

  • 応募総数 281件 たくさんのご応募 ありがとうございました。

金賞 副賞 : ビックカメラギフトカード 10万円分

第1回 ビックカメラ アミュプラザくまもと店 フォトコンテスト 結果発表!
  • 「五岳の碧空に翔ぶ」 Wandering goofy 様

    審査員コメント

    青空をバックに飛ぶパラグライダーが斜光に照らされ立体的に写し出されています。とてもいい光線状態ですね。写真は光が命と言われるくらいライティングは重要です。そしてパラグライダーの数に注目してください。阿蘇五岳と同じ5体なんですよね。熊本を代表する阿蘇と同じ数字で作品をまとめ上げているところも作者の熊本を思う気持ちが表れていると感じました。

銀賞 副賞:ビックカメラギフトカード 5万円分

  • 銀賞
  • 「イチョウ 県庁 ここ貴重」 那須 将文 様

    審査員コメント

    両手両足を力いっぱい広げてジャンプする姿に元気をいただきました。そしてユーモラスな姿に審査中に思わず笑ってしまいました。オープン記念に相応しい元気いっぱいの作品です。主役の女性が素晴らしいのですが、その他に黄葉している銀杏並木が良いですね。黄色は元気な色ですから、主役の女性の元気さを倍増させています。

  • 銀賞
  • 「くまもと復興飛翔祭」 R・T 様

    審査員コメント

    熊本県民の願いが詰まった作品だと思います。青い空にブルーインパルスが飛行機雲を従えて飛んでいく姿に僕らは希望や元気を感じると思います。その雄姿を捉えていること。それから熊本のシンボルである熊本城を飛行機と対角に配置した構図が素晴らしいと思いました。この作品を見て多くの人が勇気づけられると思います。素晴らしい!

銅賞 副賞 : ビックカメラギフトカード 2万円分

  • 銅賞
  • 「オリオンと海中鳥居」 yoshipho3202 様

    審査員コメント

    雲を取り入れた星景作品に魅了されました。通常星空の作品は雲一つない夜空を対象として撮影されます。本作品は流れる雲を構図に取り入れ夜空に勢いを加味し撮影を行っています。そして、その雲が街明かりに反応し光の筋を描きダークな夜空に彩りを添える効果を作っています。美しさと工夫を取り入れた素晴らしい作品です。

  • 銅賞
  • 「田の手入れ」 石原 幹生 様

    審査員コメント

    田んぼや畑の脇に咲く桜は「種まき桜」と言うそうです。その意味は花の付き具合で作付けのタイミングを計ることから、そう言われているそうです。まさにそのイメージを再現していますね。光の見極めも素晴らしいです。斜光を活かし桜や老夫婦が浮き上がるように撮影しています。桜に対して老夫婦が小さく描写されている事も良いですね。

  • 銅賞
  • 「阿蘇火口の雪」 西野 奈緒美 様

    審査員コメント

    火口から湧き上がる水蒸気にダイナミックさを感じますね。なにより雪景色である事に目が止まりました。爽快感を表す青空バックに雪化粧をした阿蘇。そしてモコモコと湧き上がる水蒸気。この3つの条件が揃い阿蘇山の魅力を引き出していると思います。他にも類似の素晴らしい作品が多数応募ありましたが本作品が一番バランスが良いと感じました。

佳作 副賞:ビックカメラギフトカード 5,000円分

  • 佳作
  • 「ただ、花が降るだけ晴れり」 mina 様

    審査員コメント

    もしかしてタイトルは「ヨルシカ」さんの『花泥棒』からですかね?いい歌ですよね。「あと花2つだけ、もう花1つだけ」と愛妻の命を歌っていると伺っています。左奥のカップルにその意味合いを重ねて本作品を観ると、明るい春なのに、元気が出る黄い作品なのに、少し悲しい気持ちになりますね。タイトルによって色々考えさせられます。

  • 佳作
  • 「緑の草千里」 小泉 ゆみ子 様

    審査員コメント

    湖面の写り込みを活かし、馬たちを小さく配置している事から察するに作者はなかなかの熟練者ですね。撮影経験が乏しいとなかなかこのような構図で撮影することは出来ません。写真作りとは如何なるものか解っていると思います。雄大さと緑の静けさを活かすし、確りとした作品を作り出すことが出来ています。

  • 佳作
  • 「火の山」 田上 弘文 様

    審査員コメント

    ストロンボリ式噴火のアーチを見事に捉えた作品ですね。この噴火は割と穏やかな噴火だと聞いていますが身の危険はありませんでしたか?リスクを冒してまで撮影することはお勧め出来ませんよ。そんなコメントをしながら恐縮ですが、次に撮影するときはもっと大きくフレーミングしましょう。レンズは店頭に沢山並んでいますかね(笑)

  • 佳作
  • 「雲海に浮かぶ気球」 酒井 保典 様

    審査員コメント

    めっちゃ雄大ですね。阿蘇の風景の大きさが伝わる作品です。雲海現象そのものが大きな被写体なのですが、気球を小さくフレーミングする事で景色の大きさが強調されています。ロングの風景は立体感がなくなりがちですが本作品は淡い光が逆光で差し込み雲海の凹凸が引き出されています。雲海の質感も写し出した見事な作品です。

  • 佳作
  • 「夕遊び!」 ふく 様

    審査員コメント

    夕暮れ時の寂しさを感じる時間帯ですが、そこで遊ぶ子ども達をフレーミングする事でとても楽しげな空間を写し止めることが出来ましたね。長部田海床路をテーパー上に構図し奥行きを演出したフレーミングがとても良いですね。それよりもポーズを決める子ども達のユーモラスな姿に目が釘付けになりました。

  • 佳作
  • 「伝承神楽」 林 興介 様

    審査員コメント

    面を付け舞う姿に躍動感がありますね。腕や衣がブレながら面はシャープなピントがある。なかなか難しいテクニックだと思います。シャッター速度の選択と瞬間を射止めるタイミングが同調した成果だと思います。躍動する神楽をもっともっと撮影していって欲しいと思いますね。

  • 佳作
  • 「夕暮れ時に」 笠井 彰太朗 様

    審査員コメント

    露出の事をよく理解して撮影していますね。この状況だと普通は明るく写ってしまい夕暮れ時の雰囲気がなくなってしまうのですが、本作品は夕暮れ時の黒く光る車体を見事に写し出しています。雰囲気を演出する露出の考えが確りしている方だと見受けました。

  • 佳作
  • 「疾走」 片桐 宏子 様

    審査員コメント

    熊本を代表する祭りの八代妙見祭。その見せ場の1つ飾馬の馬追いですね。迫力がありますね。馬の形相もさることながら、男衆の真剣な表情がこの神事の凄まじさを物語っていると思います。その瞬間を捉えることに成功しています。飛沫が舞い躍動する姿が印象的でした。

  • 佳作
  • 「復興「ちかき」殿守」 坂井 賢司 様

    審査員コメント

    熊本城と北極星を中心とした星の軌跡にチャレンジしている発想が素晴らしいですね。画質も美しいです。ライトアップされた地表部と星の軌跡を撮影するためには比較明合成の知識が必要なのですが、見事に習得し作品に仕上げています。根気のいる撮影とPC操作が必要だと思いますが粘り強く実行出来た事が良かったですね。

  • 佳作
  • 「火の国へ着陸!!」 有働 友美 様

    審査員コメント

    オレンジに染まった滑走路に降り立った飛行機がカッコいいですね。このオレンジの中にシルエットで浮かび上がる飛行機がとても目立っていました。タイトルにも感心させられました。まさに火の国ですね。故郷「熊本」を色で表現した発想がとても良いと思いました。

審査員総評

応募総数が300近い数字でしたね。応募期間が短いので正直ここまで点数が伸びるとは予想していませんでした。 それから、通常これくらいの応募点数の時は予選審査を1~2回で終わるのですが、今回は4次審査まで行いました。 それだけ沢山の名作が応募されていたと言う事になります。阿蘇を中心とした雄大な山の自然と有明海が作り出す恵みの風景。 また熊本城を起点とした歴史をもった民俗芸能が、作品のバリエーションを生み多くの名作へと繋がっているのだと思いました。 しかし、応募するのは人間です。故郷を愛でる気持ちが常日頃からなければ写真は残りません。熊本の方々は故郷を大切に思っている、 そんな気合いを感じさせてもらったコンテストでした。今回のコンテストはBicCameraさんのオープンイベントとして開催されていますが、 応募作品から見えてくるものは郷土愛をみんなに打ち明ける場所になっていると思います。熊本地震から5年の月日が流れました。 完全復興までにはまだまだ時間が掛かると思いますが、皆さんの郷土愛があれば必ず元の暮らし以上の街になると思います。 その架け橋と言うか、郷土愛を確認するコンテストとして継続されることを願います。

審査員 写真家 秦 達夫(はた たつお)氏

1970 年長野県遠山郷生まれ。自動車販売会社・バイクショップに勤務。 後に家業を継ぐ為に写真の勉強を始め写真に自分の可能性を感じ写真家を志す。 写真家竹内敏信氏の助手を経て独立。故郷の湯立神楽「霜月祭」を取材した『あらびるでな』で第八回藤本四八写真賞受賞。 同タイトルの写真集を信濃毎日新聞社から出版。他に写真集の著書あり『山岳島_ 屋久島』『RainyDays 屋久島』『New Zealand』。小説家・新田次郎氏『孤高の人』の 加藤文太郎に共感し『アラスカ物語』のフランク安田を尊敬している。 日本写真家協会会員、日本写真協会会員、Foxfire フィールドスタッフ。

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