マテリアリティA-3お客様エンゲージメントの向上 ―購買代理人としてのマーケティング力強化
マテリアリティ「購買代理人としてのマーケティング力強化」の実現に向け、お客様のあ気づき・発見があるお店作り、イベント等のプロモーションで購買代理人のくらし応援を実現させます。
購買代理人視点のマーケティング
ビックカメラを歩くだけで発見・気づきがある店を作っていきたい
著名な経営学者の言葉に「マーケティングの理想は販売を不要にすることである」というものがあります。これはもちろん接客しなくてもいいということではありません。お客様に「お客様に買ってください」とプッシュしなくても「お客様から自然に買いたくなる状態をつくる」ということを意味しています。私たちは今、ここを徹底的に意識して行動しています。
現代は、あらゆる情報を様々な手段で、誰でも簡単に取得できることで、多様な価値観が形成される時代です。更に、ITを中心に技術は日進月歩で進化し、それに合わせるように社会は変化を続けています。この多様な価値観から多様なニーズが生まれ、そして社会の変化に合わせて、そのニーズも絶えず変化し続けています。しかし、実はお客様はそのニーズに、まだ気づいていないケースが信じられないぐらいたくさんあります。
購買代理人として、私たちは常にお客様になりきり、お客様の生活における潜在的なお困りごとや悩みごとを見つけ、それを解決できる商品を探し出して、提案して気づきを与え、「ニーズ」を「ウォンツ」に仕立てる。つまり「販売を不要に」する取組みを日々行っています。
取締役 専務執行役員
事業推進部門管掌
マーケティング
本部長
秋保 徹
専門販売員によるセミナー
くらし応援のための商品体験会
商品力・販売力を活かす販売プロモーションの計画および顧客作り
炭酸水メーカーを知らない方は、ペットボトルで炭酸水を飲むことが当たり前で、それによる出費増やごみが増えることについて、そもそも解決できるとは思っていなかったのです。そこに気づきを与える提案を行うことで、潜在的な「ニーズ」を「ウォンツ」に変えることに成功し、接客をしなくてもたくさんのお客様にその提案をみて「これをください」と言って購入いただきました。つまりこの時、私たちは「販売を不要に」しながら新たな需要を創出したのです。
女性従業員による女性視点のくらし応援
「ビックカメラの女性従業員が世の中の女性のお客様のくらしを応援する、女性の味方と言える存在になりたい?」という想いから、女性従業員が女性のお客様の悩みごとやお困りごとに寄り添い、私生活での体験談も踏まえながら、お客様のくらしをもっと楽しく、便利に、綺麗に、豊かに、いきいき輝くような提案をしています。企画立案から売場作り、イベント、販売に至るまで、女性従業員が女性のお客様のために自らが考案・発信しています。女性従業員がこだわりを持ち、とことんお客様のニーズを追求していくことで、やりがいや成長を実感できる機会にもつながっています。
B-Lifeデザイン室の取組み
売場作りビックカメラで働くママが、世の中のママさんのくらしに彩りを!
「実は、こんなことができるんです!!」から気づきにつながる売場作り
ビックカメラで働くママが、世の中のママさんのくらしに彩りを!
意識したシチュエーションは、自宅のテーブルや仕事机の上。仕事中も子供と過ごす時間を大切にしたい。
お子さんとお母さんが実際に
座ってみたりしている姿が
見られるようになりました!!
アイロン台を出す手間を解消!
コンパクトアイロンを
使った小物への名入れ
作例を展開
普段使い以外にも子供の知育に役立つ学習シートの
印刷や子供が描いた「絵」等もPCに取り込んで
大切に保存できる提案に。
イベント体験していただくことで「気づき」の場を!
体験・体感を意識した調理実演で潜在的な悩みへ働きかける
働くママのために時短家電紹介からゆとりのあるくらしへ
自分がお客様だったら、「こういうイベントをみたい!」「こんな商品をお客様に知ってもらいたい!」女性従業員が女性のお客様に提案したいという内容を実現できるよう何度も話し合いを重ね、ゼロから決めて実現!実演は、お客様の反応を見て、毎日実演する商品や調理するメニューを変化し、より多くのお客様に体感体験していただき、お客様に商品との運命の出会いを感じていただけるようなイベントを行っています。
池袋本店の店頭イベント
池袋本店 副店長
阿部 由佳里