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CSR

環境:環境への取組み

ビックカメラグループは、お客様により豊かな生活を提案するエコ・ファースト企業として、循環型社会の実現に向けた取組みや事業活動を通じた環境負荷低減を積極的に推進しています。

エコ・ファーストの約束

ビックカメラは、日本の全企業に先駆けて、2008年に環境省「エコ・ファースト制度」の第1号認定を受け、2011年、2017年に更なる取組みの強化を内容とする「エコ・ファーストの約束」を更新し、積極的に取組んでいます。また、「エコ・ファーストの約束」で掲げた、循環型社会の実現に向けた取組みや事業活動を通じた環境負荷低減等を積極的に推進することで、SDGsの達成にも貢献しています。

●エコ・ファーストの約束とSDGsの関係

約束文 SDGs SDGsとの関係

1. 循環型社会の実現に向けた取組みを積極的に推進します。

紙製買物袋およびプラスチック製レジ袋について、 薄肉化および商品にあわせた細かいサイズ調整を徹底し、容器包装の削減を推進します。
家電リサイクル券の適正な管理を徹底し、申請資格を有する全拠点で、一般財団法人家電製品協会の「家電リサイクル券取扱優良店」認定を取得します。また、グループ会社における法定家電リサイクル事業を着実に進めます。
全店舗において引き続き使用済み携帯電話の回収を実施するとともに、グループ会社における携帯電話リサイクルの台数を増加させます。
小型家電の宅配回収リサイクルサービ
スの提供を通じて、小型家電リサイクル
法に基づく適正回収に努め、資源リサイクルを通じて循環型社会の構築に貢献し
ます。
容器包装リサイクル法の遵守、年間使用量の削減等に取組む。(目標12)
家電リサイクル法における適正処理を促すとともに、家電リサイクルプラントでの適正処理が実施されているかあわせて点検する。(目標11)
小型家電リサイクル法に基づき、お客様から排出される小型家電の適正処理の一連の流れを認定事業者と連携して取組む。(目標11)
小型家電の流れとは別に携帯電話(スマホを含む)の回収に協力し、店舗に回収BOXを設置し、適正処理に努め再資源化の一助を担っている。(目標11、目標13)
約束文 SDGs SDGsとの関係

2. 低炭素社会の形成促進のため、CO2排出量削減を積極的に推進します。

環境配慮型の生活家電、空気清浄器、充電池等の「PB(プライベートブランド)商品」の共同開発および普及をメーカーと協力して推進します。
リフォーム等のお客様ニーズにお応えする体制を整え、家庭の省エネ効果を高める太陽光発電、エコキュート等の省エネ型住宅設備の普及促進に取組みます。
IoT、スマートメーター、HEMS等の最新テクノロジーを活用した省エネで快適なライフスタイルを提案し、体験機会の提供、普及拡大につなげていく目的で「先進的な取組みが実現できる企業コラボレーション」を実施します。
お客様への商品の受け渡しにおいて、当社ECサイトでご注文をいただいた商品を最寄りの店舗で受け取ることができる「ネットで注文、店舗で取り置き」のサービス利用を促進し、無駄な配送を抑制しCO2の削減に努めていきます。
官民で取組む「できるだけ1回で受け取りませんか」のキャンペーンに協賛し、時間指定、場所指定の施策等を充実させ、当社
グループの再配達率0を目指して取組み
ます。
住設部門をグループをあげて事業化、太陽光発電機器、エコキュート、蓄電池、HEMS、二重窓等、電力消費を最小限にできるよう強化。(目標7、目標9、
目標13、目標17)
お客様の住環境の変化を促す新製品(スマートスピーカー、スマートメーター、HEMS、スマート家電等)が今後もますます発展普及することにより、家庭における電力の見える化、賢い利用(エネルギー等の無駄の排除)のイノベーションが促進されることで、家庭でのCO2排出量の削減を進める。(目標9、目標13)
「COOL CHOICE」における再配達の削減キャンペーンに協力するとともに、お客様に無駄な再配達とならぬよう、最寄りの店舗での受け取り、コンビニでの受け取り、宅配ロッカーでの受け取りができるよう取組む。(目標9、目標17)
約束文 SDGs SDGsとの関係

3. 環境に配慮した事業活動を通じてCO2排出量削減を積極的に推進します。

「パリ協定」で批准した国内の温室効果ガスの排出量を2030年までに2013年度比で26%削減する国の目標達成に向け、家電販売店として省エネ性能の高い「統一省エネラベル」で5つ星の製品の販売に積極的に取組み、対前年度比115%以上を目標に活動していきます。
環境配慮型の店づくり(事務所を含む)を積極的に進め、CO2削減を実現させてCO2排出量を原単位でビックカメラグループで削減を遂行していきます。
環境配慮型店舗を目指し、館内照明のLED化、省エネ効率が高く、環境に配慮した空調を配し、CO2排出量の削減を目指し取組む。(目標13)
省エネ性能の高い5つ星の製品の普及促進に努め、民生部門でのCO2排出量の削減に寄与。(目標13)
店舗における事業活動を通じて、当社グループ企業の持つ特徴(家電リサイクル、買取リユース等)を紹介する展開をあらゆるチャネルを通じて実施し、啓発活動を自然な形で実現。(目標12)
約束文 SDGs SDGsとの関係

4. 環境教育、環境意識の向上に努めます。

小中学生を含むお客様を対象に「ビックカメラ・エコツアー」を実施し、「ビックカメラ・エコサロン」でのレクチャーおよびグループ会社のリユース・リサイクル施設の見学会等を通じ、環境教育を実践していきます。
当社の店舗やECサイトでご購入いただいた製品の省エネ性能が十分に発揮できるように製品の上手な使い方を店内ポスター、小冊子、「COOL CHOICE」「しんきゅうさん」、HP等を用いて情報発信し、お客様への啓発に努めます。
ビックカメラ・エコツアーにて、小中学生を中心にリサイクル工場を見学、リサイクル体験のイベントを実施。
(目標4、目標12、目標13)
店舗において省エネ、リサイクル、リユースを促進させるPOP、館内放送にて啓発する展開を実施。(目標12、目標13)

当社グループ3社(ビックカメラ・コジマ・ソフマップ)のCO2排出量の推移 (単位:t-CO2

当社グループ3社(ビックカメラ・コジマ・ソフマップ)のCO2排出量の推移

小型充電式電池リサイクル

当社グループ3社(ビックカメラ・コジマ・ソフマップ)のCO2排出量の推移

ビックカメラグループは、一般社団法人JBRC主催の「小型充電式電池リサイクルパワーアップキャンペーン」に参画し、小型充電式電池の回収活動に積極的に取組んでいます。本キャンペーンはJBRCがデジタルカメラ、ノートパソコン等の小型電子機器および電動アシスト自転車等に使用されている小型充電式電池(ニカド電池、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池)に含まれる希少な金属資源のリサイクル推進のため、リサイクル協力店約21,000店を対象としたキャンペーンです。ビックカメラグループは2019年からスタートしたキャンペーン期間中(2019年4月〜 2020年3月)に、20,416kg、単3形充電池で約76万本相当数(1本27g換算)を回収しました。積極的な回収の取組みが評価され、JBRCから6年連続で「優秀貢献企業」として感謝状をいただいています。

小型充電式電池の回収活動は、日本の大きな政策課題となっている希少金属資源リサイクルの一翼を担っており、これからも限りある資源を有効活用するため、今後
も「エコ・ファースト企業」として循環型社会の形成にグループをあげて取組んで
いきます。

店舗・物流における取組み

ビックカメラグループは、店舗や物流拠点等を通じて、循環型社会の実現や環境負荷低減に貢献する取組みを推進しています。


バイオマスプラ25を採用

ビックカメラグループは、容器包装リサイクル法、省令の改正に伴い、2020年7月よりプラスチック製レジ袋の配布を取り止め、植物由来のプラスチック製レジ袋(バイオマスプラ25)を採用しています。本採用により、プラスチック製品の削減や海洋プラスチックごみ問題、資源抑制に貢献したいと考えています。



三辺可変自動包装システムを導入

ビックカメラグループは、自動で商品サイズを測定し、最適寸法の段ボールケースを作成する三辺可変自動包装システムの導入を進めています。この三辺可変自動包装システムは、ケースが自動で可変するため、資材を統一することで「資材管理の簡素化」を実現するとともに、ケースに余剰な空間がなくなることで「輸送空間の削減」にもつながります。また、幅広い商品を自動で包装できるため、人件費の削減や配送費の削減も期待されます。加えて、素材変更や梱包方法の変更により緩衝材(プラスチックフィルム)の使用率削減にも努めています。


三辺可変自動包装システム

グループ会社の取組み

株式会社ソフマップの取組み

ビックカメラのグループ会社である株式会社ソフマップは、リユースおよびリサイクルを通じて環境循環型社会の実現に取組んでいます。1984年より中古パソコンの販売を手がけ、買取価格の徹底調査、専門スタッフによる査定、ハードディスクに残った個人情報の完全消去等、長年の経験に基づいた買取のノウハウを培ってきました。また、買取商品を新しいお客様に提供するための品質マネジメントシステムを確立し、返品保証や使い方サポート等のサービスも提供しています。品質管理、商品化手法、生産性向上、アフターサービスに取組むことで、高品質な中古品をより早く、より安くお届けできるように取組んでいます。今後も、お客様が安心して商品を売買できる仕組みづくりに力を入れていきます。

また、2020年11月には、一般社団法人リユースモバイル・ジャパンが認定する「リユースモバイル事業者認証制度※」の第1号認証事業者として認定されました。これまで、一般社団法人情報機器リユース・リサイクル協会の認定を得たウルトラエックス社製のツールを使い、ご要望に応じて「データ消去証明書」(有料)を発行する等の、完全なデータ消去への取組みや、クリーニング、再セットアップ等、最大68の工程を含んだ整備等、徹底したリユース商品の安全性・品質向上に努めてきたことが認定につながりました。

  • リユースモバイル事業者認証制度とは、一般社団法人リユースモバイル・ジャパンの規定する「リユースモバイルガイドライン」の基準をクリアした事業者に対し、その事業者がリユースモバイル通信端末市場の健全な発展に貢献し、消費者保護の目線から安心かつ安全な流通を行うものであることを認定する制度です。
グループ会社の取組み

株式会社フューチャー・エコロジーの取組み

ビックカメラのグループ会社である株式会社フューチャー・エコロジーは、家電リサイクル法における指定リサイクルプラントとしてのエアコン・テレビのリサイクル、自治体および企業から排出されるOA機器のリサイクルとで地球にやさしい資源循環型社会の形成の一翼を担っています。


廃家電の再商品化実施状況 (2019年4月1日〜2020年3月31日)

テレビ
(ブラウン管)
テレビ
(液晶・プラズマ)
エアコン
(80%以上)
再商品化率 76% 90% 94%
再資源化率 99% 96% 95%
  • 家電リサイクル法の再商品化率法定値
    テレビ(ブラウン管):55%以上
    テレビ(液晶・プラズマ):74%以上
    エアコン(80%以上):80%以上

リサイクルフロー

  • 家電リサイクルについては、100%マテリアルリサイクル処理を実施

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