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CSR

ガバナンス:社外取締役メッセージ

佐藤 正昭
社外取締役
指名委員会議長
報酬委員会議長

プロフィール

2002年 4月 株式会社みずほ銀行
取締役副頭取
2003年 7月 日本橋興業株式会社顧問
2004年 3月 昭栄株式会社(現ヒューリック株式会社)取締役
2004年 6月 株式会社ニチレイ監査役
2005年 3月 昭栄株式会社(現ヒューリック株式会社)取締役会長
2010年 3月 同社相談役
2010年 11月 当社取締役(現任)
2016年 6月 株式会社TOKAIホールディングス顧問(現任)

選任理由

経営者として豊かな経験と見識を有しておられ、その幅広い見地から当社経営に対する的確な助言と独立した立場からの監督機能の発揮により、社外取締役としての職務を適切に遂行いただけるものと判断しています。

当社は、独立役員として、東京証券取引所の属性の判断に則り、一般株主と利益相反の生じる恐れがないと判断し、東京証券取引所の有価証券上場規程第436条の2に定める独立役員として指定しています。

社外取締役の役割

私が社外取締役として常に心がけているのは、「すべてのステークホルダーに目配りすること」「取締役会が内向きの論理に陥らないように外からの風になること」です。そして、最も重要な役割は、「特定の立場に立たず、客観的立場で、取締役会が行う意思決定の妥当性を確認すること」であると考えています。事実認識について検討すべきと考えられることが、必要十分に検討されているか、別の可能性はないか、リスクは網羅的に検証されているかということです。そしてその判断の内容に著しく不合理な点がないかということです。社外取締役に期待されているもうひとつの役割を付け加えるとすると、理想を言えばということですが、社会的課題をビジネスに結びつけるヒントを提示するなどビックカメラグループの成長・発展に役立つ助言をすることです。簡単なことではありませんが、世の中の変化を注意深くみて、そうできるよう努力を続けなければと思っています。


取締役会・委員会についての評価・課題

取締役会

ビックカメラの取締役会は、社外役員の積極的な発言、執行部の丁寧な応答と実効性のレベルは、私の経験から申し上げれば相対的に高いものと考えています。今後は問題点や困難を検討する場、中長期の経営課題を検討する場としてのウェイトを高めていければと考えています。


指名委員会・報酬委員会

私が議長を務めている両委員会は、任意の諮問委員会でありますが、社外取締役が過半数を占めています。また、取締役会は委員会の答申を最大限尊重して意思決定を行うこととされています。信頼性・透明性の高い経営を確保していくための「備え」はできていると考えています。また、持続的な成長を続けていくためには、優秀な経営人材を確保し続ける必要があります。サクセッションプランについては、ブラッシュアップを重ねていきたいと考えています。


監査等委員会設置会社/ガバナンス体制の変化

ビックカメラは2020年11月の株主総会をもって監査等委員会設置会社に移行しました。移行に伴い社外取締役が3分の1以上となり、女性取締役が2名就任しました。これまで以上に取締役会に多様性に富んだ外部の知見が反映されることになり、コーポレート・ガバナンス体制は一段と強化されるものと考えています。また、「重要な業務執行の決定」を取締役に委任することが可能となりますので、意思決定の迅速化を図ることも可能となると考えています。


人を大切にする経営の実現

木村社長は就任にあたって、従業員の物心両面の満足度向上をコミットしています。やりがいのある仕事と満足できる処遇にコミットしたことだと思います。人材こそが中長期的な企業価値向上の源泉です。中長期的な企業価値向上があってはじめて、お客様、お取引先、社会そして株主の皆様の期待に応えることができるようになるのは論を俟たないところです。私は、人を大切にする経営の実現に少しでもお役に立てればと思います。

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